趣味だった写真からプロのカメラマンになるには

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プロのカメラマンになるには


InstagramやTiktok、TwitterやYouTubeなどで日々目にする写真や動画たち。

デジタルカメラ・スマホの性能が加速度的にアップし、価格がこなれ普及率も上がったことで、一昔前に比べると誰もが簡単に手軽にそれらを楽しめるようになりました。(おまけにかなりの高画質!)

そうした中、趣味で撮っている写真の腕に少しばかり自身がある人の中には、きっとプロカメラマンになりたい。転職したいと考える人がいるのではないでしょうか?

実は私もその中の一人です笑

正確に言うと9年前にそう考え、前職を辞めフリーランスのカメラマンとして新たに仕事を始めました。

カメラマンも料理人と同じで、様々な専門ジャンルがあります。

広告、スポーツ、報道、雑誌、ウエディング、料理、風景、物撮り、学校関係、人物etc……

更にここから細分化されたりすので、多種多様です。

ちなみに私は人物関係全般と物撮りを中心にお仕事をしています。

ですので、ここではそういった分野において、これから真剣にカメラマンとして仕事をしていきたいと考える人に、どうしたらカメラマンになれるか、何が大切かをお話していきたいと思います。

もちろん大きな意味では、他のジャンルのカメラマンにも言えることだとは思いますので、興味あれば続きをお読みください。

今日からあなたもプロカメラマン!?


ではプロのカメラマンになるには、先ずどんな資格が必要でしょう?

皆さんも御存知の通り、医者や弁護士、学校の先生になるには、国家資格が必要ですよね。

世の中にある専門職といわれる殆どは、そういった何らかの資格が必要なことが多いのですが、

実はカメラマンには専門の資格というのが存在しません。

つまり!

自分で名乗った日からあなたはカメラマンですし、仕事をしてもOKなのです。

ただし、プロと言うからには仕事としての最低限のクオリティや、報酬がなければ生活もしていけませんよね。

では次に、最低限のクオリティーとはどんなことを言うのか、考えていきましょう。

プロカメラマンとしてのクオリティとは


しかし実はココが一番難しい部分なのです笑

と言うのも、写真に限らずこういった芸術分野においては、いわゆる基準があっても正解が無いからです。

言い換えれば、お客様に喜んでいただける写真が撮れるならそれで良いのです。

技術が足りなくても機材がしょぼくても、そんなことは実は関係なく、

仕上がりに満足してもらえるかがプロとして一番重要なのです。

それこそがクオリティなのだと私は考えています。

こう書くとシンプルですよね。

でも実際に言うほど簡単ではありません。

え?

自分はそこそこフォロワーさんもいるし、コンテストでも入賞経験ありますよ。みたいな方もきっといらっしゃいますよね。

私も同じように思っていました。

技術+人間力


満足してもらえばそれで良いと先ほどお話ししましたが、それを成し遂げるには勿論それ相応の積み上げも必要です。

では具体的にどれぐらいの知識や技術があれば良いのでしょう。

フルマニュアルでの操作

日々様々な事柄が進化し求められることも多様化しているので、何年やっても知識や技術などに終わりはありませんが、一応の最低ラインとして考えるならば、先ずは状況に応じてカメラを自在にコントロールする知識は最低限必要だと思います。

というのも、室内や屋外、照明の明るさや種類、天候や時間帯によっても、きれいに写すために設定を変える必要があるからです。

もちろんAUTOでも撮れます。

しかしAUTO設定では、必ずしも自分の意図する写真の仕上がりになるかは保証されません。

AUTO設定とは、一応この状況でベストと思われる設定で撮りますよ!

ということに過ぎません。

つまりどんな状況においても、自分の意図する形で(お客様に求められる形で)切り取るために、カメラを自在にコントロールする必要性があるということ。

このことがフルマニュアルでの操作が必要な理由です。

小さな太陽 ストロボを自在に操る


次に必要な技術として外せないのは、ライティング関係です。

ライティングとは写真に不可欠な明かりのことで、太陽の光を利用する自然光、タングステンライトや蛍光灯、HMI、(今はLEDが主流です)を利用した定常光、ピカッと光るストロボを利用した瞬間光があります。

物撮りは(動くことがないので)定常光しか使わないなんてプロの方もいらっしゃるようですが、人物においてはストロボを利用するカメラマンが殆どだと思います。

定常光の一番のメリットとしては、事前にどのような光がどの場所に当たるかが確認できることです。なので初心者の方にも定常光はおすすめできます。

しかしLEDが強力になったとは言え、人物撮影においてはパワーがまだ十分ではないと思います。

室内や夜間屋外、補助光であればといった感じでしょうか。

それに一番は、強力なLEDは電力をかなり消費しますので基本AC電源が必須です。もちろん予算があればバッテリーもあるにはあります。

しかしそれらを用意すると当然可搬性は落ちますし、これからプロになろうと思う人にとっての優先順位としては、あえて予算をかけてそこを選ぶ必要は無いと思います。

自然光は強力で無償という最高のライティング機材(?)ですが、残念ながら天候や時間に左右されてしまいます。

自然光だけで仕事をされているカメラマンもいらっしゃいますし、わたしもお客様のご要望で自然光のみで撮影することも多いので、それらを否定するものではありませんが、ストロボ撮影はできるけど自然光で撮るのと、ストロボ撮影ができないから自然光で撮るのでは、まったく意味が違います。

ストロボは瞬間光という点において、定常光のように事前に仕上がりが確認できないというデメリットがありました。

光った瞬間にそれらを確認できる能力などは、よほどのスタンド使いでないと不可能です。

しかしそれはあくまでもフィルム時代の話。

今はデジタルカメラが主流なので、デメリットにはなりません。すぐにプレビューで確認すれば良いだけの話。

ストロボ機材もカメラと同様、日進月歩で小さく高出力な良い製品がどんどん出てきました。

ノイズ耐性が上がったカメラとそれらがあれば、一般的な撮影案件で困ることは無いと思います。

ちょっと前ならば考えられないぐらい便利になりました。

もちろん安くはないですが、趣味ではなく仕事道具として考えるなら決して高い買い物でもありません。

もしもあなたがプロとして生きていくならば、ストロボ撮影は絶対に習得すべき技術です。

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人間力も試される


趣味とプロの違いについて論ずる部分は多いですが、一番の違いといえば…..

知らない人、合わない人、どんな人も同じようにステキに撮らなければならない。

これに尽きると思います。

一番最初に話した、自分的にちょっと自信ある一枚や実績、評価ってありますよね。

多分その殆どの被写体は、自分が撮りたいモノや人、親しい人、協力的な人だったのではないでしょうか?

サッカーで例えるならめっちゃホームゲームってこと。

被写体も撮られること前提でこちらに向き合ってくれるから、そりゃめちゃくちゃ楽なんです。

確かにそんな状況下であっても撮れない人には撮れません。

けどそんな人は元々プロを目指さないですよね。

先ずはそこである程度の写真が撮れるのが大前提で、全然知らない人を同じぐらいに撮る。

どんな状況やどんな相手でも、きちんと結果を出し続けなくてはならないのがプロなんだと思います。

カメラマンに限らず、それがお金をいただいて仕事をするってことなのではないでしょうか。

そのためには自分の意に沿わない相手であっても、気持ちを上手くコントロールする必要があります。

こちらがムスッとした顔でいては、当然ステキな写真など撮れるわけがありません笑

また、相手が撮られのが得意な方ばかりでもないでしょう。

機材トラブルが発生することだってあるはずです。

そういった際に、相手をリラックスさせられる話術や雰囲気作り、落ち着いて状況を判断し対処できることは、仕事をする上でもとても重要だと思います。

プロカメラマンもフリーランス、アシスタント、社員など様々


ひとことにカメラマンと言っても、その働くスタイルは千差万別です。

わたしのように個人事業主としてフリーで活動する人、写真家やフォトグラファーなどのアシスタントになる人、写真業務を行っている企業や店舗の専属カメラマンになるなど、写真を撮る仕事は多数あります。

そういった中で私が個人で活動することを選んだのは、自分の世界観を自由に表現していきたかったからです。

もちろんお客様からのご要望は伺いますよ。

けど決められたフォーマットではなく、1から10まで全てを自分で作り上げ提案できるところが、フリーランスである最大のメリットであり、醍醐味です。

もちろんそれ相応の責任はすべて自分で負わなくてはなりません。

自由の代わりに誰も守ってはくれません。

けれど元々写真を始めたきっかけが自己表現だった私にとっては、それが絶対であり外すことが出来ない大切な部分でした。

むしろサラリーマン的な職業カメラマンであるならば、わざわざ転職もしなかったでしょう。

なので、これからプロを目指す方には、後悔しないためにも自分にとって写真がどのような存在なのかを、時間をかけてじっくり考えてみることが重要だと思います。

プロカメラマンになるには まとめ

◎カメラマンは名乗ったときからカメラマンである

◎どんな相手であってもどんな状況であっても最高の仕上がりを生み出す

◎必要なのは技術力と人間力。

◎スタイルや働き方はいろいろ。自分にあったスタイルを見つけよう!


正直フリーランスは良いことばかりでは有りません。

大変なこともしんどいこともたくさんあります。

けれどそれに勝るほどのやりがいと充実感があります。

一度しか無い人生です。

失敗してもいいじゃないですか。

自分の本心に気づかないふりをして生きていくのは、後悔しか残りません。

勇気を出して最初の一歩を踏みだしましょう!

最後まで読んでくださりありがとうございました。


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この記事を書いた人

写真と動画撮影をするカメラマンです。前職を辞めプロになってから9年が経ちました。スタジオ所有。仕事で学んだことや趣味のこと、自分にとってニコっとできるものをお伝えします。妻と娘とトイプードルの4人ぐらしです。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • nicoさん、こんにちは
    昔から写真が好き
    子供が生まれてからはもっと写真が好き。
    でもプロの技術を持ち合わせていないので
    カメラマンに撮ってもらった写真は構図なども含めて本当に素敵。
    そんな憧れの職業についている方のお話を聞けるのはすごくワクワクしますね♪

    最後の【一度しか無い人生です。失敗してもいいじゃないですか。】は共感しかないです。
    いくつになっても挑戦する人生でありたいなっと思っています!

    • ちゃんぬさん、こんにちはー
      なんだかとっても久しぶりな感じだね。
      コメントしてくれてありがとう。
      めっちゃ嬉しいです
       
      ちょっと前にXをチラ見したら、風邪でみんなダウンしてるとか書いてあったけど、もう治ったのかな。
      もうすぐ12月だというのに、気温が上がったり下がったりで、体調管理も大変だよね。
      お仕事も忙しいかもしれないけど、あまり無理をしないようにね。
       
      ちゃんぬさん、そんなに写真が好きだったんだね。
      もうさ、Wワークでカメラマンのお仕事始めてしまえばいいのに!
      以前ボクの写真教室を受講してくれたママの一人は、そんな感じでカメラマンのお仕事を始めて、週末カメラマンとしてがんばってるよ。
       
      カジュアルなスタイル&料金から始めてみるとか、めっちゃ専門知識満載ではなくても色々と方法はあるから、興味あるならほんとに始めてみるのも良いかもしれないよ✨
       
      いつでも相談のるから、興味あるならお気軽に。
      コメントほんとにありがとう。

      ニコ

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